大学院時代に指導を受けた教授にいただいたので拝読。
古風なやり方の中にも現代に通じる考えが多くあって非常に参考になる一冊だった。選手の扱いに対しては金銭的な補強よりもファームを通じた本質的な育成を進める一方、GMをはじめとするフロントスタッフに対する評価軸をシビアに求める等、かなりモダンなマネジメントを提唱していた。
後半は生き方の話になっていたが、90歳になっても学び続ける姿勢は見習っていきたい。時にルーティンをこなすだけ日々になってしまいがちなので。
勉強を続けさえすれば、90歳になっても成長ができる。それが喜びであり、生きていること自体が「幸せ」ですよ。