だいぶ前に買ったのだが、先オフでやっと拝読。
機械学習がどうとか、流行りのLLMがどうだとかそういう話ではなく、「根回し」（本書の中ではそう言われていないが）や「期待コントロール」、といったプロジェクトの進め方に関する一冊だった。印象的な文をいくつか。
企業にデータ分析を導入するうえで大事なことは、解決すべき課題の見極めです。データ分析はあくまでHowの部分に相当します。
意思決定層とのコミュニケーションでは、互いの認識のギャップを埋める必要があります。重要なのは、データ分析プロジェクトにおける期待調整は必ず分析チーム側から行うことです。
「データドリブン」の定義からとても丁寧に説明してくれているので、文系・理系、営業・研究職問わず、データ分析に関わる人は読んでおきたい一冊。