日々の学び:小西利行『仕事のスピード・質が劇的に上がる すごいメモ。』

7月からある学校の学生をチームの分析インターンとして受け入れている。「メモを取って人から話したことは後から振り返ろう」と伝えたところ、何度も同じミスが繰り返される。メモを見ると、全く何を書いているかわからない有様で「メモの取り方がわからない」というカミングアウトを聞いて目から鱗であった。確かに「メモの取り方」を教えたことはない。そう思い、「メモ」で検索して出てきた本書と巡り会えたので、拝読。

内容としてはアイデアを出すための「メモの取り方」が70%程度で、本書でも引用されているジェームス W.ヤング『アイデアのつくり方』の内容をより噛み砕いたものだった。とはいえ、後半30%の「伝えるメモ=つたメモ」の話は自分自身にも役に立つような内容であった。

「過去をメモする」のではなく、「未来に向けてメモする」。メモを取るのではなく、メモを使う。
・情報を整理するための「まとメモ」
・アイデアを生み出すための「つくメモ」
・人に伝えるための「つたメモ」

役に立ったルールをそれぞれ一つずつ抜粋。

「まとメモ」ルール – 重要なことに◯、一つのメモに◯は3つまで。

「つくメモ」ルール – ホワイト三角メモ

https://books.mdn.co.jp/books/3217403019/?page=2

「つたメモ」ルール – 書籍タイトルっぽい一行タイトルを使って人に伝える。

社会人と働く上での「メモ」の取り方に役に立つかはわからないが、今度インターンにおすすめしてみようと思う。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です