誰かのツイートで見かけて拝読。人間がどれだけ「バイアス」(無意識の先入観)に支配されているか、ということについて300ページ書かれている本。目新しいものはなかったが、心理学の実験が多く紹介されている。目新しいものはなかった、とか言ってること自体もバイアスがあるのかもしれないが。正直300ページは長く、要約すれば100ページぐらいになりそうだなーというのも正直な感想。「Black Lives Matter」の心理学的な説明は面白かった。
私たちは自分の基本的なアイデンティティを擁護する形で、その相手と関わる。脳は、私たちがすでに意識的に、あるいは無意識に信じているものが真実であることを、改めて世界に肯定させたいのだ。