日々の学び:藤澤清造『根津権現裏』
2月に急逝した西村賢太の本を読み、文學界を読み、藤澤清造に行きついて拝読。貧困・卑屈な内省・悪態と西村賢太の小説を古い言い回しで読んでいるような小説であった。没後弟子を名乗っていたことがよくわかるぐら...
2月に急逝した西村賢太の本を読み、文學界を読み、藤澤清造に行きついて拝読。貧困・卑屈な内省・悪態と西村賢太の小説を古い言い回しで読んでいるような小説であった。没後弟子を名乗っていたことがよくわかるぐら...
7月からある学校の学生をチームの分析インターンとして受け入れている。「メモを取って人から話したことは後から振り返ろう」と伝えたところ、何度も同じミスが繰り返される。メモを見ると、全く何を書いているかわ...
Twitterだったかnoteのタイムラインに出てきたので拝読。アナリストという「フリーランス」仕事をしているので、発信の仕方やスタンス等は勉強になった。特に組織=チームで働いているものの、プロではあ...
長谷川リョーさんのnoteを読んで拝読。経済学を学びたのなら他の本でも全然良いのだが、とにかく経済の体系的な説明がうまい。歴史、理論、比喩、具体例のバランスが絶妙で、本質的な理解を人に求めるときにこの...
長谷川リョーさんのnoteで見かけて積読になっていたものを消化(kindleではあるが)。フリーランスとして生活しているとどうしても金銭的な不安が付き纏うのもあり、タイトルに興味を惹かれていた。 某芸...
我思う故に我あり デカルトの本を読んでいなくてもこの言葉を知っている人がほとんどだと思う。自分の存在、神の存在は自分の内側にあり、それを否定できない以上自分と神は存在しているという意味。この考え方の裏...
日本、あるいは日本人が病んだ、病気をした、それをもっとも大きいスケールで見るならば、それはこの二十世紀において、どういう病気だったでしょうか?私は、それが太平洋戦争においての帝国主義の膨張だったと思い...
「複雑系」関係のおすすめ本リスト ※2023年8月30日更新 ジョン・D・スターマン『システム思考―複雑な問題の解決技法』 ドネラ・H・メドウズ『世界はシステムで動く ― いま起き...
よく「データ分析を導入した」とか「AIを導入した」というパワーワードが飛び交う昨今だが、果たしてどの程度の企業・チームが地に足ついたデータ分析をしているのだろうか。この疑問に対する答えがワークマンの経...
三島由紀夫が井原西鶴の『本朝二十不孝』にならって書いたユーモラスな逆説的道徳のすすめ。ウソ、いじめ、忘恩などの悪徳を奨励し、内的欲求を素直に表現することで、近代文明社会が失った健全な精神を取り戻そうと...