日々の学び:俵万智『青の国、うたの国』
熱燗を注げば素焼きのぐい呑みの土の時代が匂う如月 歌人のエッセイはなぜこうも瑞々しいのか。帯同しているチームでの宮崎合宿を終え、宮崎空港内でお土産を物色していたところ、サイン入りの本書を見かけ、購入。...
熱燗を注げば素焼きのぐい呑みの土の時代が匂う如月 歌人のエッセイはなぜこうも瑞々しいのか。帯同しているチームでの宮崎合宿を終え、宮崎空港内でお土産を物色していたところ、サイン入りの本書を見かけ、購入。...
『心はどこへ消えた?』が非常によく、気づけば新刊が出ていたので拝読。カウンセリングの実話をフィクションに昇華して「こころ」に迫る。単に心理学的なことを学びたいというより、見えないはずの「こころ」が一瞬...
仕事きっかけで読んだ南アフリカ文学。以前にも述べたようにアパルトヘイトの影響が非常に強い。 J・M・クッツェーのノーベル文学賞の受賞理由は、「数々の装いを凝らし、アウトサイダーが巻きこまれていくところ...
投稿が長い間滞ってしまっていました。仕事の都合で南アフリカ文学に興味を持ったので拝読。ノーベル文学書作家の作品を読み進めるのも意図の一つ。この作品を読んで、アフリカーナー(オランダ系入植者)という単語...
國分功一郎さんの本を読めばスピノザが、千葉雅也さんの本を読めばドゥルーズが多く登場する。とはいえ、哲学史的なものがなにもわからないので、彼らの思想の歴史がわからない。ということで買った数冊のうち一冊と...
國分功一郎の書籍を読んだことをきっかけに千葉雅也を友人から勧められて拝読。スピノザの自己変容に近い考え方に共感し、これからも「ノリ悪く」学習を続けていきたい。以下メモ。 ツッコミ=アイロニー=根拠の懐...
時系列順に読んだ本を並べているわけではないので、順番が前後してしまっているのだが、後述の『中高年の短歌教室』という本を読んで買った歌集。1994年生まれ、自分の一つ年上の歌人がどんな短歌を歌うのか、と...
CULTIBASE Radioの中で取り上げられていたのを聴き、気づけば購入してから1年が経っていた。プレゼンや資料もレトリックと言えばレトリックであるし、元々言語学には興味があるので拝読。 ともかく...
高校時代の国語教師と数年ぶりに飲んだ際におすすめされた本。初のアラブ小説。「国を失う」「祖国とは?」というテーマは、自分の一番好きな映画『アンダーグラウンド』でも描かれていて自分が最も興味のある分野で...
色々ある随筆の中でも特にひどい内容のエロ随筆が多く、読んでいて楽しい一冊だった。小学校でのスピーチに良い言葉があったので引用。 人間、ダメなところなんでいくつあってもいい。今すぐ直そうと思う必要もあり...