日々の学び:西村賢太『一私小説書きの独語』
西村賢太の随筆。特段学ぶことはないが、相変わらず文体が面白くすいすい読んでしまう。読めば読むほど西村賢太が生きているうちに作品に触れておけば良かったと思う。私小説を読むにあたっての格言があったので抜粋...
西村賢太の随筆。特段学ぶことはないが、相変わらず文体が面白くすいすい読んでしまう。読めば読むほど西村賢太が生きているうちに作品に触れておけば良かったと思う。私小説を読むにあたっての格言があったので抜粋...
昨年から歌集を読むようになった。2023年は短歌をちゃんと書き始めたい。ただ歌会への参加方法、歌会の探し方がわからず苦戦している。知っている方がいたら教えてください。 好きだった歌をいくつか引用。生活...
ある知人からの紹介で拝読。『カラマーゾフの兄弟』は個人的2020年ベスト本と言っても過言ではなかったので、ドストエフスキーの著作として気になっていた『罪と罰』(まあカロリーが高い本なので読む気にはなっ...
Amazonよりあらすじある日突然、台湾に巨大な塊が押し寄せた。それは人間が捨てた「ゴミの島」だった――。夫と息子を失い絶望する大学教師と、言葉を解さぬ島の少年の出会いを軸に、多元的視点と圧倒的スケー...
『アロハで猟師、はじめました』の作者による狂った実用書。今までの自分の文章が恥ずかしくなるようなポイントがいくつもあったので、自分用にメモをする。 ①文章は短くする。②形容語と被形容語はなるべく近づけ...
アメリカに滞在する日本人で、自分の日本性を除去することにより、アメリカに融け込もうとする。あるいは融け込んだつもりの物がかなりいるが、側から見ると、大変に滑稽である。〜私にはそういった人々が真にアメリ...
正直なところ、『失われた時を求めて』は読まずに死ぬと思っていた。そんな時に一冊にまとめてしまうという煩悩の塊のような本に出会ったのである。ちょうど一日15分読書を始めようとした絶好のタイミングだ。いざ...
『ビラブド』がかなり面白かったので読了。小説としては面白くなるかな、面白くなるかな、と思い続けてそのまま面白くなることなく終わった。黒人同士が差別しあう関係、旧日本帝国軍の階級社会のような「階級の中の...
『勉強の哲学』と『中動態の世界』の解説書と呼んで良いと思う。この二つの補足説明もとても面白かったのだが、言語に関する話に面白いところがあったので引用。 言葉はそれ自体としていじくり回されるものでもあっ...
西村賢太にハマっている。そして自分はエッセイが好きだ。昼に起き、サウナへ行き、文を書いて、酒を飲んで寝る。そんな西村賢太の日常が、なんてことないのだがとても面白い。頻出する「手製のウィンナー炒め」がな...