日々の学び:カズオ・イシグロ『クララとお日さま』
攻殻機動隊しかり、どこまでが人でどこからがアンドロイドなのかっていう話は昔からある。この論争の切り口と終わり方が優しくて美しい。アンドロイドのクララがいつまでも一番純粋な「子供」であること、太陽という...
本サイトでは”現役スポーツアナリスト”としての「日々の学び」を書いていきます。
攻殻機動隊しかり、どこまでが人でどこからがアンドロイドなのかっていう話は昔からある。この論争の切り口と終わり方が優しくて美しい。アンドロイドのクララがいつまでも一番純粋な「子供」であること、太陽という...
ここのところ、「私小説」や「エッセイ」への熱が再燃してきている。ヒップホップも好きなのだが、つまるところ他人の「自分語り」が好きなのかもしれない。 くどうれいんさんは短歌を勉強し始めたタイミングで、同...
久しぶりに書店を徘徊して、目についたので購入・拝読。 『イシューからはじめよ』よろしく、コンサル系のビジネス書。しかし、全体として行間が大きく、目次や小見出しもはっきりとしているので読みやすい本にしよ...
大学院時代に指導を受けた教授にいただいたので拝読。 古風なやり方の中にも現代に通じる考えが多くあって非常に参考になる一冊だった。選手の扱いに対しては金銭的な補強よりもファームを通じた本質的な育成を進め...
ガルシア・マルケスが大好きなので「ラテンアメリカ」に少し読む範囲を広げるべく拝読。近いうちにバルガス・リョサの『緑の家』を読む予定。 ・著者紹介ホセ・エミリオ・パチェーコ : 1939年生まれ。メキシ...
文學界の特集を経て『苦役列車』を読んでから西村賢太がマイブームになっている。初の長編ということで拝読。 主人公はいつもの北町貫多なのだが、今回は作中に田中英光と藤澤清造との出会いが出てくる。西村が田中...
人生の最大幸福は職業の道楽化にある。〜職業を道楽化する方法はただ一つ、勉強に存する。努力また努力のほかはない。 長谷川リョーさんのnoteで見かけて拝読。『サイコロジー・オブ・マネー』を読んだ理由と同...
2月に急逝した西村賢太の本を読み、文學界を読み、藤澤清造に行きついて拝読。貧困・卑屈な内省・悪態と西村賢太の小説を古い言い回しで読んでいるような小説であった。没後弟子を名乗っていたことがよくわかるぐら...
7月からある学校の学生をチームの分析インターンとして受け入れている。「メモを取って人から話したことは後から振り返ろう」と伝えたところ、何度も同じミスが繰り返される。メモを見ると、全く何を書いているかわ...
Twitterだったかnoteのタイムラインに出てきたので拝読。アナリストという「フリーランス」仕事をしているので、発信の仕方やスタンス等は勉強になった。特に組織=チームで働いているものの、プロではあ...